道具のお話

人気の充電式クリーナー:王者マキタ のライバルは?

こんにちは!手すり屋です!

今回は一般家庭でも大人気!充電式クリーナーのお話です。

手すりの現場ではブラケットを取り付けた箇所に粉塵が落ちやすいので、すべての作業が終わってからではなく、取り付けた箇所ごとに掃除をしています。

この時に欠かせないのが「充電式クリーナー」工事の必需品になります!

目次

充電式クリーナーの王者は?

一番人気はマキタの「充電式クリーナ」ですね。

メーカーによって「クリーナ」と「クリーナー」と呼び名が変わり、マキタの場合は前者になります。
インスタグラムで「#充電式クリーナー」と検索しても、ほぼマキタの商品ばかりです^^;

本職の世界でもマキタブランドは圧倒的に強く、プロも使うマキタを我が家でも!という方が多いのかもしれませんね。家庭用からプロ向けまで商品展開も豊富で、予算に合わせやすいことも一番人気の要因だと思います。

工具メーカーの充電式クリーナー

王者として君臨するマキタ以外にも、メジャーな工具メーカーに同様の機種が揃っています。

ブランドで選ぶか、DIYを始めるにあたって他の工具とのバッテリーの互換性で選ぶか、予算で選ぶのか、部屋でのインテリア性を重視するのか…

今回は家電メーカーではなく「工具メーカー」のクリーナーを紹介していきます。
工具メーカーではプロ用とDIY用で商品展開を分けていることが多いのですが、ここではプロ用に絞って見ていきましょう!
(それぞれ装着するバッテリーによって性能は変化しますが、各メーカーのカタログ値から引用しています)

マキタ

充電式クリーナ:CL281FDFCW

重さ

本体+バッテリー:1.4kg

吸込仕事量

パワフル:60W(65W)
強:42W(48W)
標準:15W(17W)
(別売フィルター使用時)

連続使用時間

パワフル:約15分
強:約20分
標準:約50分

(バッテリー:18V・3Ah使用時)

こちらは指先で操作するトリガータイプではなくボタン式になります。ボタン式は一度押してしまえば連続使用が容易なので、ボクはこのタイプが好きですね。

また、カプセル式なので紙パックの交換・購入の必要がないのもいいですね^^ サイクロンユニットを装着すればゴミはユニット内に溜まるのでカプセル内部までほとんど侵入しません。

さすがは王者、吸引力があってゴミも捨てやすい!
我が家のリビングにはこの機種を置いていますよ^^


バッテリー1個で水も吸引できるコチラも便利です^^

充電式集じん機:VC750DRG

HiKOKI(ハイコーキ・旧 日立工機)

コードレスクリーナ:R18DA

ボクの愛用機種です^^

重さ

本体+バッテリー:1.5kg

吸込仕事量

強:40W
標準:30W
弱:16W

連続使用時間

強:40分
標準:48分
弱:66分

(バッテリー:18V・5Ah使用時)

 

よく「ヒコーキ?」と間違えられますが、「ハイコーキ」です^^;
日立工機といえばご存知の方も多いのでは?そうです、旧日立工機のメーカーです。

ボクの主要工具は現在このメーカーです!

なのでイチオシにしたいところですが、HiKOKIブランドに変わってメーカーさんもがんばっているものの、残念ながらクリーナーに関してはまだまだマキタには敵いませんね…

別売のサイクロンユニットもなく数字的にも見劣りしますね^^;
マルチボルトバッテリーの展開や、モーターに定評があるので個人的にまだまだヤレル!と期待しています。

この機種はカプセル式、紙パックの交換・購入の必要はありません。

Panasonic

工事用充電クリーナー:EZ37A3

重さ

本体のみ:890g

吸込仕事量

強:45W
標準:12W

連続使用時間

強:約30分
標準:約100分

(バッテリー:18V・5Ah使用時)

 

家電も扱うメーカーらしく自宅用でも違和感のないデザインです。

ボクも以前はパナソニックの工具を使っていて、今でもハンマードリルはパナソニックを愛用していますよ^^

やはりこれもデザインがいいし、特にパナソニックはバッテリーに信頼感がありますね。

クリーナーはカプセル式、紙パックの交換・購入の必要はありませんが、別売のサイクロンユニットはありません。

BOSCH

コードレスクリーナー:GAS 18 V-LI Professional

重さ

本体+バッテリー:1.4kg

風量

19.3 l/s

真空度

40ヘクトパスカル

連続使用時間

データなし

(バッテリー:18V・3Ah使用時)

 

ボッシュは国内製品にはない独特のデザインなので、チョット人と違うものを求める方にはオススメですよ。データに関しては仕様の表記が異なるので、性能面では比べづらいですね?^^;

風量と真空度を吸引仕事量(W)換算すると13W弱とあまり強くはないのですが、専門外なので間違えていたらごめんなさい…^^;

工具をボッシュで揃えている本職さんに出会ったことはありませんが、ボクはボッシュに関して10.8Vシリーズがコンパクトでカワイイので2台ほど、またバンドソーという工具を所有しています^^


バッテリー1個で水も吸引できるコチラも便利ですよ^^

コードレスクリーナー:GAS 18V-10 LH Professional

京セラインダストリアルツールズ

充電式クリーナー:BHC-180L5

重さ

本体+バッテリー:1.5kg

吸込仕事量

強:90W
中:データなし
弱:データなし

連続使用時間

強:45分
中:35分
弱:20分

(バッテリー:18V・5Ah使用時)

 

一般の方は「え?京セラって工具出してるの?」かもしれませんね^^;

では「リョービ」ならいかがでしょう?そうなんです「京セラ」が「リョービ」のパワーツール事業を継承して「京セラインダストリアルツールズ」となりました。

工具の種類はまだ少ないのですが、「ん〜欲しいかも…」と感じる商品が多いですね。

コチラはダストバッグまたは紙パック式となりますが、サイクロンユニットがありますので、装着すればゴミ紙パックでも交換の頻度は低いですね。

マックス

充電式ハンディクリーナー:PJ-HC61 

重さ

本体のみ:950g

吸込仕事量

強:60W
弱:データなし

連続使用時間

強:約25分
弱:約50分

(バッテリー:18V・5Ah使用時)

 

こちらも「マックスってなに?」かもしれませんが、この画像を見れば…

だれでも一度は見たり使ったりしたことがあるのでは?
そうです!このマックスです。

このメーカーはエア工具に定評があって知らない大工さんはいないはずですよ^^

マックスのクリーナーにも専用のサイクロンユニットが装着できるので、自宅用としては便利ですね。

 


5社の充電式クリーナーを紹介しましたが、こういった充電式の工具は本体単体はお手軽な価格でも、やはりバッテリーが高価なんですね。

充電式クリーナーだけの購入を考えているならプロ用として紹介した今回の機種ほどの性能は必要ないと思いますので、各メーカーの家庭用・DIY用のラインナップから選ぶのもいいですね。

他の工具も揃えていきたいということであれば、現在の主流バッテリーは18Vなので今回紹介の機種も視野に入れて検討してくださいね。

工具好きの工具話^^;少しマニアックになってしまいましたが、参考になればウレシイです!

ABOUT ME
Cuore Works
手すりを設置したお家はざっと7,000件以上、一人で30,000箇所以上の手すりの取り付けをしてきました。 ・介護や福祉の現場で活躍される皆さん ・DIYに挑戦する方 ・手すり工事を頼まれた他業種の職人さん に手すり専門の職人としての経験がお役に立てればうれしいです^^