こんにちは!手すり屋です!
今回は手すり屋さん大好きホームセンターのお話です。
本日(2020/6/9)こんなニュースが飛び込んできました!
「アークランドサカモト」は、大手住宅設備メーカー「LIXILグループ」が53%の株式を保有する子会社「LIXILビバ」のすべての株式を取得するため、10日以降、TOB(株式の公開買付)などの手続きを進める。
LIXILビバの運営する「ビバホーム」「スーパービバホーム」といえば、首都圏に多くの店舗を構えており、実際にボクもお世話になっていますが、今後どんな展開になるのでしょうか?
目次
LIXILビバ
ビバホームといえば首都圏にお住まいの方にはお馴染みがあるのではないでしょうか?
その運営会社はLIXILグループの子会社、LIXILビバですが、2018〜2019年の売上高は1,809億円で業界5位、シェアは6.7%という地位にいます。
今後LIXILグループは、ホームセンター事業から撤退、本業である住宅設備関連の事業に投資を集中、収益力の強化をしたいとのことです。
業界トップ10の一角が事業を撤退することで今後のホムセン再編の動向に注目していますよ!
瀬戸欣哉社長談
「我々の本業は住宅関連であり、メーカーとしてどこに投資するか考えた場合、住宅事業を中心にと判断した。我々の商品をホームセンター業界に広く売っていく上でも、傘下に店舗を持つよりメーカーに専念した方が取引先のホームセンターにもわかりやすい。」
アークランドサカモト
本社所在地は新潟県三条市、「ホームセンタームサシ」を展開する企業です。
ホムセン事業の他、アークランドサカモトホールディングスの傘下には「かつや」や「からやま」など飲食系のお馴染みの名前が並んでいますよ。
ホムセン業界でのランキングは2018〜2019年の売上高1,099億円で9位、シェアは3.8%とこちらもベスト10の一角を担う企業です。
今回のTOBによって、
1位のDCMホールディングス(4.457億円)
2位のコメリ(3,468億円)
3位のコーナン商事(3,334億円)
に次ぐ4位あたりに躍り出る可能性がありますね。
坂本勝司会長談
「近年はドラッグストアやオンラインサイトなど、他業種との競争が激しくなっている。そうした中、長年の取り引き関係があるLIXILビバとの提携には魅力を感じていた。両社が組むことで厳しさを増すホームセンター業界において、より一層の成長を見込むことができる。」
アークランドサカモトとの因縁
因縁というとあまり印象がよくありませんね。
実はアークランドサカモトが展開するプロショップ「住DEPOT」が数年前にご近所に関東初出店いたしまして、その時は狂喜乱舞したものです。
しかし、たった1年ほどで撤退、スタッフの皆さんの対応もよく、お世話になったこともありその時の落胆たるや相当なものでした^^;
(社長宛に抗議文送ろうかとまで^^;)
しかしこれは関東の動向を調べるためのテスト出店ではなかったのかと勘ぐっています。
このような理由があってビバホームがアークランドサカモト系列になることはボクにとってまさに期待通りの展開なのです。
最近のホームセンターは一般向けとプロ向けの展開をするところが多くなっています。
プロ向けの店舗は職人さんのワンダーランド^^
アークランドサカモトがどんな店舗展開をしていくのか今からワクワクのボクなのです^^
今回もご覧いただいてありがとうございました!