手すり

L型・複合型手すりの取り付け

こんにちは!手すり屋です!

今回は縦や横、一本だけの手すりではなく、
L型や、複合型の手すりの取り付け方のお話です。

 

目次

L型手すり

ポピュラーな手すりのひとつですが、
実際は現場で組み立てて取り付けることになります。

その組み立てですが、先にL型に組んでしまうと、
位置を決める時に安定しません。

ボクの場合は、横の手すりを先に組んで取り付けてしまいます。

横の手すりのブラケットを先に組んで、
別に組んだ縦手すりを差し込んで固定する手順ですね。

L型のブラケットはビスやネジで固定するようになっていますが、
手すりを取り付けると固定用のネジは裏側に隠れてしまいます。
そこで隙間の狭い空間で活躍するのがラチェットレンチです。

トネ(TONE) ビットラチェットセット ビット差込 BRS20 &6.35mm(1/4″) 

プラスネジ、六角ネジは非常によく使うので腰袋に常駐のツールですよ^^

 

複合型

 

こういった形状の手すりも中心となるパーツを先に固定してしまえば、
あとはそれぞれ位置を決めることができるので、
いきなり全てを組んでしまわないようにしましょうね。

この手すりの場合は、中央の小さいH型を先に組んで固定、
その後、それぞれの延長パーツを取り付けていますよ。

 


テスリドリ
テスリドリ

手すりの組み立てはいきなりビスを本締めしないようにしようね。

まずは仮に組んでイメージ!

あとで「アッ!」ってことにならないように、
順序よく位置を決めていこうね。

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Cuore Works
手すりを設置したお家はざっと7,000件以上、一人で30,000箇所以上の手すりの取り付けをしてきました。 ・介護や福祉の現場で活躍される皆さん ・DIYに挑戦する方 ・手すり工事を頼まれた他業種の職人さん に手すり専門の職人としての経験がお役に立てればうれしいです^^