手すり

手すりの出幅(でっぱり)

こんにちは!手すり屋です!

手すり工事をしていると本当によく聞かれます。

「どれくらい出っぱるの?」

手すり=出っぱる異物^^;

ついてしまえば自然に使うのに、
つける前は出っぱりが気になって仕方ないんですね^^;

冷蔵庫が〜
洗濯機が〜
タンスが〜

大型家具や家電が通らなくなると困るということを仰られます…

中には、

俺の棺桶が〜!!

なんてお父さんにも遭遇したこともあります^^;
(週一毎に死んじゃうのかな?)

では実際のところどれくらいの出幅になるのか、
お話を進めていきましょう!

 

手すりの出幅

普段ボクが使っているTOTOの部材35Φ(丸棒直径35mm)の場合、

画像の通り、
壁付け屋内手すりの丸棒の中心5.5cm
出幅7.25cm
ブラケットの厚みを含めても7.5cm以下ですね。

屋外で壁付けの場合、同じく普段使いイズミの部材で、

丸棒の中心が6cm
出幅7.75cm
ブラケットの厚みを含めて8cm以下です。

手すりを握るためには指をスムースに入れる隙間が必要なので、
出幅を小さくすればいいというわけではありません。

 

出幅が必要な時

工事の中には、意図的に出幅を大きくすることがありますよ!

ドア枠の近く

例えばこんなケース。

ドアの枠に近接する手すりの場合、
手を差し込むと、ドア枠のチリ(壁との段差)に指が当たりやすくなります。

こういった場合はスペーサーなどを利用して少し出幅を大きくしてあげる方が親切ですね。
上下でスペーサーの厚みが異なるのは、下のブラケットの場所に腰壁が張ってあるので、
その厚みの分も調整しています。

 

浴室用の手すり

こちらはTOTOの浴室用手すりです。

浴槽の形状など、洗い場や浴槽から壁が遠い場合に選択する手すりです。
手すりの棒の中心で12cmほど壁から離れています。
通常の手すりの約2倍ですね。

 

壁が出っぱってる!

これはレアケースですが、

支柱は立てたくない、でも手すりは欲しい…

普通に取り付ければ当然出っぱった壁に腕が当たってしましますので、
少々ゴツい造りですがこのような形になっています。

 

屋外手すりの出幅にはご注意を!

支柱を立てる屋外工事でも、

「できるだけ壁に寄せて!」

とお願いされることが多いですね。

先述の通り、屋外手すりの壁付用ブラケットの出幅は、
パイプの中心で6cmなのでこれ以上壁に寄せるのは現実的ではありません。

なぜなら、屋外の壁はブロックなど荒れた表面であることが多いので、
あまりに寄せすぎた手すりは手の怪我の元になってしまいますよ。

下の画像のような場合も要注意です!

白い壁の上、フェンスが立ててある面が外側に1cmほど出っぱっています。

白い壁を基準に支柱を立ててしまうと、
途中でこの出っぱりに手をこすってしまいます^^;

屋外手すりの支柱の配置は手すりの通りに障害がないか、
こういった点までしっかり確認しましょう。

 


テスリドリ
テスリドリ

手すりは壁から出ているから握れる、単純なことなんだね。

手すりが邪魔…気持ちはわかるけど…

でもね、そんな君も気づかぬうちに使ってるはずだよ。

 

ABOUT ME
Cuore Works
手すりを設置したお家はざっと7,000件以上、一人で30,000箇所以上の手すりの取り付けをしてきました。 ・介護や福祉の現場で活躍される皆さん ・DIYに挑戦する方 ・手すり工事を頼まれた他業種の職人さん に手すり専門の職人としての経験がお役に立てればうれしいです^^