こんにちは!手すり屋です!
今回は「今日の手すり屋さんシリーズ Vol.8」
施工内容は、「コア抜き3箇所」のみ^^;
お付き合いのある外構屋さんからの助っ人依頼でお邪魔しました!
目次
コア抜き工事の実状
コア抜き工事とというのは「ちょっと何箇所だけ…」の施工時に依頼先にとても困る工事なのです。
ボクもこの仕事を始めた当時はこの問題に悩まされた経験があります。
しかし手すり工事にコア抜きはつきもの、困っていても仕方ないので、一念発起!コア抜きの工具一式を導入、試行錯誤しながら今日に至っています。
それ以前は専門業者さんに依頼しようとすると、
「予算どれくらい見ればいいですかね?」
「3箇所じゃな〜、刃も高いし〜」
なかなか値段を言ってくれない、足元を見られている感じでした。
でも自分でやってみると、
「刃なんてそんなに減らないし、そんな大袈裟なことじゃないじゃん!」
と^^;
人を雇って、装備に投資して、事務所を構えていて…
となると安くできないことも理解できますが、今回お手伝いに伺った外構屋さんも長年この問題に悩まされていたようです。
いつもはお願いする立場
なのです。
ボクは手すり工事専門なので屋外スロープの造作や階段の改修などの案件が発生した場合はこちらの外構屋さんにいつもお願いしています^^
ある日社長さんから、
「手すり屋さんて少ない箇所でもコア抜きやってもらえます?」
と申し訳なさそうに^^;
全然オッケーですよ!
ということで、それ以来ちょっとしたコア抜き工事のお手伝いをさせていただくようになりました^^
最近のご依頼
個人宅の外構工事です。
フェンスの交換やブロック塀の工事、ボクにはフェンス交換のために残った支柱ごと3箇所のコア抜きして欲しいとのことでした。
「楽勝〜」と始めたものの1発目で刃が噛んでなかなか進みません^^;
支柱が埋め込んである深さ以上に達しても支柱が抜けない…
既にカット済みの支柱でしたが、さらに根元で切ってみると犯人が顔を出しました。
犯人はブロックを積む際に設置する鉄筋、縦の鉄筋に支柱が差し込んであったのです。
「こういうことしちゃ縦筋の意味がないんですよね^^;」と社長さん。
2発目は問題なく、
3発目、側面が崩れましたが、補修予定の場所なのでそのままにしておいてくださいとのことで^^
「手すり屋さんに来てもらえるようになってからコア抜きの悩みがなくなりましたよ!」
と社長さん。
ボクとしてはコア抜きだけでその後の作業がないなんて夢のようなことなんですが^^;
専門性をもっていても少人数で運営している業者としてはやはり施工内容によって得手不得手があります。
この仕事は横のつながりの「質」が非常に重要、ボクも人柄と仕事に信頼のおける職人さんを大事にしていますよ^^
今回もご覧いただいてありがとうございました!