道具のお話

Bluetooth搭載バッテリー登場!現場をキレイに保つワイヤレス連動工具の世界

こんにちは!手すり屋です!

ワイヤレス・コードレス化が進んでいるのはIT機器だけではありません。
電動工具もここ最近急激に進化しています。

今回は発売ホヤホヤの、
「HiKOKI(ハイコーキ )Bluetooth搭載バッテリー」を紹介します。

メーカーの広報さん曰く、現時点(2020/6/11)で一般ユーザー最速のレビューになるのでは?とのことです^^

目次

現場の悩み

大工さんほどではありませんが、手すり屋さんも「木」を扱う仕事なので、切断や穴あけなどの際に発生する木屑の処理には非常に気を使います。

特に丸のこなどで切断する際にでる木屑は粉状になっているのでそのままにしておくと後片付けが大変なのです。

現場では正確な切断のために「スライド丸のこ」を多用しますが、その使用時には「集じん機」とホースで接続して木粉を吸引する必要があります。

しかし、切断の際にいちいち集じん機のスイッチのON/OFFを切り替える必要があり非常に効率が悪い状況でした。

Bluetooth搭載工具の登場

今回紹介するHiKOKIに先駆けて「マキタ」からBluetooth連動工具が販売されていました。

当時マキタ派だったボクはそれらを愛用していたのですが、マキタのBluetooth工具には専用のチップが必要で、複数の工具で使い回しはできるものの、その度に差し替えが必要でした。(微妙にお高いのです^^;)

その手があったか!バッテリーにBluetooth

現在ではすっかりHiKOKI派になったボクの不満はBluetooth搭載工具の展開が少ないことでした。

そんな折、春先の展示会でトップ営業マンから情報を入手、即予約していたのです。
しかし実際の発売は遅れに遅れ、やっと手元に届いた次第です。

工具の「連動」といってもピンとこないかもしれませんね?
コチラで試運転をしていますのでよろしければ^^

スライド丸のこのスイッチONで集じん機も連動^^
いちいち操作をする必要がなくなりました!


 

今回は少々興奮気味な新製品の紹介になりました^^;

現状、ボクの使用工具で電源を必要とするのは屋外でコア抜きをするための「コアドリル」のみです。
現場の足元にコードを這わせないことは怪我や事故の防止にも非常に有効なんですね。
余計な装備も減って車内も片付きます^^

コードレス工具はプロ用から家庭用までバッテリーの電圧も幅広く展開されていますので、DIY挑戦の敷居もどんどん低くなっていますよ^^

ABOUT ME
Cuore Works
手すりを設置したお家はざっと7,000件以上、一人で30,000箇所以上の手すりの取り付けをしてきました。 ・介護や福祉の現場で活躍される皆さん ・DIYに挑戦する方 ・手すり工事を頼まれた他業種の職人さん に手すり専門の職人としての経験がお役に立てればうれしいです^^