手すりの知識

手すりをつなぎたい!後から手すりを継ぎ足す方法

こんにちは!手すり屋です!

既に取り付けてある手すりを延長、つなぐには、
どうすればいいでしょうか?

今回は手すり同士を接続する方法、
またその時の注意点などのお話です。

 

目次

まず確認することは?

まずは今ある手すりの直径を測らなければいけません。

直径が一般的な32mmや35mmであれば、
延長や接続用のブラケットが用意されているので、
既設の手すりを無駄にせずに使えるかもしれません。

現在の手すりの径が上記以外である場合は、
新しい手すりと接続するのは困難と思ってください。

古い手すりは現状のまま、または切りのいいところでカットして、
新たな手すりを高さを合わせて設置しましょう!

 

色を合わせる

せっかくつないでも、色が全く違ってしまっては、
違和感が大きくなってしまいますね^^;

メーカーのカラー展開は数年で変更されることが多いのです。
また、同じ色の品番でも、塗装が変わったり、
塗装ではなくフィルム仕様になったりと、
やはりある程度年数が経過している場合は、
完全に色を合わせることはむずかしいですね^^;

とはいえ、今ついている手すりのメーカーがわかれば、
そのメーカーが販売している現時点のカラーの中から選ぶのが無難です。

こちらで手すりを販売している主要メーカーを紹介していますので、

手すりを取り扱っているメーカーの一覧こんにちは!手すり屋です! 今回は手すりの部材を取り扱っているメーカーの紹介です! まだまだ一部の紹介ですが、 一覧以外にも多...

カタログ等の画像になってしまいますが、
できる限り色を合わせてみてくださいね。

 

手すりを接続するブラケット

こちらはTOTOのブラケットになりますが、
各メーカー共、同様のブラケットを販売していますよ。

横手すりを接続、延長するには、

さまざまなケースの接続には、

 

ブラケットの主流カラーは、

ゴールド・シルバー・ブロンズ

の3種類となりますので、
メーカーによって呼び名は変わりますが大きな違いはありませんよ^^

必要な形状のブラケットがひとつのメーカーだけでは揃わないこともありますので、
工事の時にボクも異なるメーカーのブラケットを混在した施工をします。

また、その他、ホワイト塗装やブラック塗装など、
装飾要素が強いものもあります。
これらは、大手の建材メーカーの取り扱いが多いですね。
(後付けの手すり向きではありませんが…^^;)

 

径が異なる手すりの接続

ブラケットの差し込みは当然その径の手すりに合わせてあります、

太い手すりなら差し込むことができませんし、
細い手すりでは差し込めても隙間ができてガタついてしまいます。

しかし、変換アダプターという部材がありますので、

これを使用すれば、35mm用のブラケットでも、
32mmの手すり棒をピッタリ接続することができますよ^^

 


テスリドリ
テスリドリ

同じメーカー、同じ色でも、
使っていた手すりには色あせやテカリもあるからね。

特に古い手すりの場合は過度な期待はダメよ^^

ABOUT ME
Cuore Works
手すりを設置したお家はざっと7,000件以上、一人で30,000箇所以上の手すりの取り付けをしてきました。 ・介護や福祉の現場で活躍される皆さん ・DIYに挑戦する方 ・手すり工事を頼まれた他業種の職人さん に手すり専門の職人としての経験がお役に立てればうれしいです^^