こんにちは!手すり屋です!
手すりの工事では電動ドライバーを使用しますが、
(手回しのドライバーじゃマメだらけになりますよ^^;)
その先端に取り付けるビットについてのお話です。
目次
ドライバービットとは?
インパクトドライバーについているプラスネジを回す先端工具です。
ちなみにビットの根元についている緑色の物体?はマグネットですよ。
ビット全体が磁気を帯びてネジが落ちにくくなります。
単にビットといっても非常に多くの種類がありますが、
今回はプラスのネジを回すためにボクが愛用しているものを紹介します。
手すりに適したビットの長さ
これまた試行錯誤した末にたどり着いた長さ、
150mm
ベッセル(VESSEL) サキスボ 段付ビット +2×φ4.5×150mm 2本組 SS162150
です。
手すりはブラケット(金具)と丸棒を接続するため、
また、ブラケットを下地に固定するするためにビスを使用しますが、
ビスの頭まで距離があるので、
短いビットだと手すり本体やブラケットに、
ドライバー本体やビットが当たって傷がついてしまいます。
とはいえ、長すぎるビットではブレが大きくなるので、
連続使用には扱いにくいのです。
この150mmのビットも長めなので使っている職人さんも少ないと思いますが、
手すりの工事には非常に適した長さなんです。
ビットの形状
ドライバーのビットというと、
このように軸の部分まで六角状になったものが多いのですが、
こういった角が当たってしまうと傷が大きくなってしまいます。
ボクが使っているビットは細くて芯が丸い形状です。
先端のドライバー部分も細身の造りなので、
狭いところでも周りに当たる危険性が大きく軽減されますよ。
耐久性は劣りますが、消耗品なのでマメに交換しています。
手すりの保護
この写真は浴室のオフセット型という手すりです。
この形の手すりは手前に大きく手すり部分が張り出しているので、
特に気をつけなければなりませんね。
少しビットを斜めに入れないと当たります^^;
ボクの場合は当たる危険がある場所に、
養生テープを貼ったり、段ボールの切れ端を当てながらビスを絞めています。
それに加えて、ビットの長さを利用して指でガードもしてます^^
毎日伺う現場でもないし、
手すりに当日の代品など用意もしていませんので、
それぞれの工事が一発勝負です。
大胆さも必要なのですが、
こういった未然に防げることは一手間かかっても、
結局時短につながります^^
今回は手すり工事に適したドライバービットのお話でした!
参考になればうれしいです!