こんにちは!手すり屋です!
今回は特殊なケースの手すり工事。
鉄骨の屋外階段、
中でも階段の踏面、段板にコンクリートを使った階段です。
むずかしい点は、
・コンクリートが薄くて貫通してしまうのでコア抜きはムリ^^;
・同じ理由でアンカーが効かない(短いアンカーは細いため強度不足)
・壁がなく(途中からなくなっている)ので壁付けは不可
など、いろいろな障害が…
しかし、この手の階段は裏に回り込めるスペースがあります。
まずは、アンカー固定用の台座、
通常はコンクリートにアンカーを打ち込んで固定しますが、
この階段の場合は、まずコンクリートに穴をあけ、
その後現れる鉄板もドリルで貫通させます。
【この台座は角度微調整付きです】
その穴にボルトを通し、ナットで締めつけます。
非常に手間がかかりますが、キッチリ固定されてアンカーより安心です。
このケースは、ボルト固定とコア抜き施工の組み合わせですね。
正直、あまりやりたくない^^; 施工方法ですが、
参考にしていただければうれしいです!