こんにちは!手すり屋です!
今回はトイレの手すりのご紹介です。
横幅の広いトイレ、
横に手すりが欲しいが、
便座に座ると壁が遠いのでどうにかならないか?
という事例です。
本来はエンドブラケットを使用する場所に、
エンドベースというブラケットを横向きに取り付けて
短い手すり棒で出幅を稼ぎます。
コーナージョイントを使用して手すりを取り付け。
通常の倍程度出幅を稼げました…
が、
これだけでは上からの荷重に弱いですね。
そこで、
T字ジョイントとフレキシブルブラケットで、
下からしっかり支えを造りました。
下地の位置と出幅を少しでも稼ぎたいという点から、
上下並行に補強板を設置してあります。
できあがり^^
現場では手すりの専門家としてお話をしますが、
専門家というのはどうも頭が固まりがちです^^;
おじいちゃん、おばあちゃんの会話、
担当者くんの何気ない疑問の中にヒントが隠れている場合も多いので、
そのヒントを元に、経験という引き出しから
アイデアを提案するようにしないと…ですね^^