こんにちは!手すり屋です!
今回は手すりの取り付けに欠かせない下地を探すグッズのお話です。
手すり屋さんの結論、
「下地探し」は針を刺すタイプが一番!です。
デジタル式のセンサーなども数多く販売されていますが、
やはり一番確実なのは針を刺して下地を確かめる方法ですね^^
針を刺すタイプの下地探しは、感触がダイレクトに手に伝わるので、
下地の硬さまで感じ取ることができます。
しかしオススメとはいえ向き不向きの壁もありますので、
デメリットも含めて下地探しのお話を進めていきましょう!
目次
硬い素材には針が刺さらない
薄ベニヤの壁や和風の真壁(柱の見えている造り)の場合は、
表面が硬く針が曲がってしまいます。
(曲がる前に刺さらないと思いますが…)
手の感覚が繊細であれば^^;
叩く、押すなどで下地の位置を確認することも可能です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
こういったケースではデジタル式のセンサーが有効になりますが、
ボクが使っている高性能なタイプでもわからないこともありますので、
あまり期待はできませんね…
確実な下地が見当たらない場合は、補強板の使用を検討する必要があります。
マグネット付きがオススメな理由
今回オススメする下地探しの先端には、
すべてマグネットが内蔵されています。
マグネット付きの下地探しのメリットは、
・釘やビスの位置にマグネットが反応してくれる
・マンションなど下地が軽量鉄骨の場合、マグネットが下地に反応する
・ユニットバスの場合、磁石が反応(金属系パネル)すれば専用手すりを設置できる
このような理由から、マグネット付きをオススメしています。
下地探しオススメ3選
ボクがオススメするのは、
シンワ測定株式会社
の「下地探し どこ太」シリーズです。
計測に関する商品を数多く展開している、
超有名メーカーなのでご存知の方も多いと思います。
今回は同社の商品サイトから各商品ごとにまとめましたので、
使用環境による向き不向きを考えて、それぞれ自分に合うものを選びましょうね^^
下地探し どこ太 Smart 35㎜ マグネット付
以前はマグネット付きの商品としてこの機種を使用していました。
しかし、ボクのように現場で使い倒すには少々華奢な造りで、
買い替えることも多かったので、現在は「下地探し どこ太 Pro 35㎜マグネット付」を愛用中です。
ただ、DIYの環境なら十分な性能があるのでオススメします!
良い点
・3つの中で一番軽量コンパクト(28g)
・ポケットに収納できる(ペンホルダー付き)
改善してほしい点
・針のロック・解除レバーが固め、使い続けると動かなくなることも
・針の交換がしづらい
【以下、メーカーサイトの情報です】
商品名など
製品コード:78592
製品名:下地探し どこ太 Smart 35㎜ マグネット付
標準小売価格:1,650円(税別)
包装形態:スリーブパック
JANコード:4960910785922
特長
●石膏ボード用の針式の下地探しです。
●壁厚35mmまで使えます。マグネットは壁面13mm、天井12mmまで使えます。
●金属下地は針を刺さずに音で探知できます。
●ボード裏の木製下地を針で刺して探知します。
●携帯に便利なポケットサイズです。
●壁裏の間柱を簡単、確実に探せます。
●目盛付で刺し込んだ壁のおおよその厚さが分かります。
●本体内部に替針が2本入っています。
●不意な針の飛び出しを防ぐ安全設計です。
●本体は抗菌剤配合で清潔さを保ちます。
●金属探知と木製探知を一体型にしたので、面倒な操作が不要で金属下地と木製下地を同時に探せます。
●クロス下の釘や金属下地(鉄材)をマグネットで簡単に、壁に傷を付けずに探せます。
●カーテンレール等の金具の取り付けに使用できます。
●額、手すり、タオルハンガー等の取り付けに使用できます。
仕様
●本体サイズ:161.5×21×17.5mm
●製品質量:28g
●材質 本体:ABS樹脂(抗菌剤入) 可動カバー:ポリカーボネート樹脂 針:ステンレス
●探知可能壁厚(針) 35mm
●探知可能壁厚(磁石) 壁厚:13mm 天井厚:12mm
取扱説明書はコチラ
シンワ測定(Shinwa Sokutei) 下地探し どこ太 Smart マグネット付 35mm 78592下地探し どこ太 Pro 35㎜マグネット付
現在ボクが愛用している下地探しです^^
「下地探し どこ太 Smart 35㎜ マグネット付」
はヘビーユーズ向きではないので、発売と同時にコレに飛びつきました^^;
良い点
・見た目通り^^;ヘビーユーズに耐える造りです!
・太めのグリップが滑りにくく握りやすい!
・針が丈夫で曲がりにくい
改善してほしい点
・針のロックレバーが交換用の本体取り外しネジに近いので、レバー操作時に本体が回ってしまう
・針の交換がしづらい
・価格がDIY向きではない^^;
【以下、メーカーサイトの情報です】
商品名など
製品コード :78992
製品名:下地探し どこ太 Pro 35㎜マグネット付
標準小売価格:3,300円(税別)
包装形態:スリーブパック
JANコード:4960910789920
特長
●石膏ボード用の針式の下地探しです。
●針は壁厚35mmまで使えます。マグネットは壁厚13mm、天井厚12mmまで使えます。
●ボード裏の木製下地を針で刺して探知します。
●壁裏の間柱を簡単、確実に探せます。
●針曲りを防止して真っ直ぐ刺せる、ステンレスガイド内蔵です。
●手にぴったりフィットする形状、滑りにくいエラストマーグリップです。
●目盛付で刺し込んだ壁のおおよその厚さが分かります。
●本体内部に替針が2本入っています。
●不意な針の飛び出しを防ぐ安全設計です。
●地震による家具転倒防止の金具取り付けに使用できます。
●カーテンレール等の金具の取り付けに使用できます。
●額、手すり、タオルハンガー等の取り付けに使用できます。
仕様
●本体サイズ φ36×214mm
●製品質量 72g
●材質 本体・針押さえ:ABS樹脂 可動カバー:ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、ステンレス マグネット部:黄銅、ネオジム磁石 エラストマーグリップ:ABS樹脂、エラストマー樹脂 針:ステンレス
●探知可能壁厚(針) 35mm
●探知可能壁厚(磁石) 壁厚:13mm 天井厚:12mm
取扱説明書はコチラ
シンワ測定(Shinwa Sokutei) 下地探し どこ太Pro 35mm マグネット付 78992下地探し どこ太 Basic 35㎜ マグネット付
今回の3点の中では最新機種です^^
こちらは最近入手したばかりで現場では未使用なのですが、
これまでの経験から見ると、なかなか使いやすそうですよ!
現在は「下地探し どこ太 Pro 35㎜マグネット付」を愛用していますが、
大きさや形状が腰袋で持て余してしまうのでこの機種に乗り換える予定です!
良い点
・シンプルな造りで故障しにくそう^^
・棒状で突起がないので収納が楽
・針の交換がしやすい
・針のロックレバーがスムース(怪我防止のため重要です!)
改善してほしい点
・今のところ見当たりません^^;
【以下、メーカーサイトの情報です】
商品名など
製品コード :79025
製品名:下地探し どこ太 Basic 35㎜ マグネット付
標準小売価格:1,650円(税別)
包装形態:スリーブパック
JANコード:4960910790254
特長
●石膏ボード用の針式の下地探しです。
●針は壁厚35mmまで使えます。マグネットは壁厚13mm、天井厚12mmまで使えます。
●ボード裏の木製下地を針で刺して探知します。
●壁裏の間柱を簡単、確実に探せます。
●しっかり握れて、腰袋にラクラク入るサイズです。
●目盛付で刺し込んだ壁のおおよその厚さが分かります。
●片手で簡単にロックの切り替えができるので、スムーズに作業が行えます。
●本体内部に替針が2本入っています。
●不意な針の飛び出しを防ぐ安全設計です。
●地震による家具転倒防止の金具取り付けに使用できます。
●カーテンレール等の金具の取り付けに使用できます。
●額、手すり、タオルハンガー等の取り付けに使用できます。
仕様
●本体サイズ 189×28×22mm
●製品質量 41g
●材質 本体:ABS樹脂 可動カバー:ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、ステンレス、黄銅、ネオジム磁石針:ステンレス
●探知可能壁厚(針) 35mm
●探知可能壁厚(磁石) 壁厚:13mm 天井厚:12mm
取扱説明書はコチラ
シンワ測定(Shinwa Sokutei) 下地探し どこ太 Basic 35mm 石膏ボード用の針式の下地探し マグネット付 79025まとめ
オススメ3選いかがでしたでしょうか?
ボク個人的には現時点で3選の中から1本選ぶなら、
最後に紹介した、
「下地探し どこ太 Basic 35㎜ マグネット付」
になりますね。
やはり、
・針交換のしやすさ
・シンプルな構造・形状
は一番魅力的です。
今回はボクが選んだオススメの「下地探し」でした。
みなさんの参考になればうれしいです!
大型のホームセンターなら実物を見ることができると思うよ!
下地探しの購入を考えている人は是非チェックしてみてね^^