こんにちは!手すり屋です!
今回は手すり屋さんが作業時に身につけている「腰道具」のお話です。
腰道具を身につけている職人さんはたくさん目にしますが、職種によって忍ばせている工具はさまざまですね。
さて、手すり屋さんはどんな工具を装備しているのでしょうか?
目次
腰道具
こちらがボクの腰道具の全景です^^
最近リニューアルしたばかり、ピカピカです。
「KNICKS」というメーカーの腰袋で、野球のグローブで使われる丈夫な皮で作られています。
通常腰袋と呼ばれるものは中央の大きめな収納袋になりますが、収納力は大きくてもバラバラに工具を入れてしまっては探すのに一苦労、工具で怪我をする危険もあります。
できれば工具はノールックでスマートに出し入れしたいものです^^
そこで主役の腰袋以外に、各種工具にマッチしたケースをぶら下げているわけです。
ベルト
各種収納ケースは「胴ベルト」と呼ばれるベルトに通して腰に巻きます。
しかしこの胴ベルトだけだと、重い工具を長時間身につけていた場合に腰やお腹に相当な負担がかかります。
そこでクッション材が内蔵された「安全帯胴当てベルト」に胴ベルトを通して使用することで、その負担を抑えることができますよ^^
ツールフック
ここにインパクトドライバーなど電動工具を引っ掛けることができます^^
コンベックス(スケール)
基本の工具、脱着はワンタッチで^^
カラビナ
高所で作業する方はこれをたくさんつけていますね。
ボクの場合はマスキングテープホルダーにしています。
自動ポンチ
浴室の工事で多用する工具です。
ドライバー
スイスツールのドライバー、インパクトドライバーで締めた後の増し締めようですね。
パワーボルトカッター
クニペックス社製です^^
壁厚によっては現場で長すぎるビスをカットすることがありますが、そんな時にビスを一発でカットできる巨力なカッターです。
カッター
タジマのアルミニストマガジンL、ちょっとおセレブなカッターです。
予備の刃が内蔵可能、6連式です^^
墨付けマジック
先端が細長くなっているので、手すり越しのビス穴に印がつけやすくなっています。
腰袋の中には…
ちょっとしたお掃除用にブラシ、ハサミ、差金、長めのマイナスドライバー
ハンマー
小型の電工用、主にアンカーの打ち込みに使います。
下地探し
手すり屋さんの必需品^^
水平器
底面にマグネットが内蔵されているタイプを愛用しています。
各種ビット
状況に応じて差し替えます。
ラチェット
六角イモネジや狭い場所はこれで対応^^
手すり屋さんの腰道具にはこだわり機能が!
装備している工具をざっと紹介しましたが、ボクの腰道具にはもうひとつ特徴がありまして…
これらの収納は必要に応じてワンタッチで脱着できるようにしてあります!
屋内ではほぼすべての工具が必要ですが、屋外工事では必要のないものもありますので、状況に応じて身軽に変身できるようにしてます!
今回はボクの腰道具をご覧いただきました。
腰道具自体に愛着やこだわりを持っている人(ボクはこっちかな?)、
使う道具が身につけられればいいという人、職人さんにもいろいろなタイプが^^;
ボクは仕事以前にこういった工具全般が好きなので、気に入ったものを身に付けて仕事がしたいと考えています。
大好きな工具に囲まれて、使ってお仕事^^…シアワセ
今回もご覧いただいてありがとうございました!