ブラケットのお話

屋内手すりの施工例:出隅ブラケットのビスは下地まで届かせる!

こんにちは!手すり屋です!

今回は屋内手すりの施工例の紹介です。

取付箇所ごとにポイントを確認してみましょう!

 

目次

トイレ

1階、2階同じ作りのトイレでしたよ!

複合型の手すり

ブラケットはそれぞれ下地の位置に合わせての設置となっています。

下地の関係でL型の縦手すりは少々便器に近目になっていますが、
ご本人が小柄であること、補強板は使いたくないとのことでしたので、
使用に際しての不具合はありませんでした^^

手前の横手すりは便器までの移動用として80cm、
L型の横手すりは65cmの高さ設定です。

 

ブラケット

移動用の横手すり、手前の入隅には、
こちらのブラケットを使用しています。

手すりを取り付けた壁側には下地がなく、
斜め方向の下地も遠くてビスのかかりが弱かったため、
ドア側の下地にしっかりビスを効かせています。

 

仕事の流れは2パターン

ボクのお仕事は、

取引先が現調〜部材の調達をして、
工事のみで現場に伺うパターン

ボクが現調、部材の調達をして、
実際の工事をするパターン

この2パターンがあります。

こちらの現場は後者の方でしたので、
下地の位置を確認している分作業はスムースに進みましたよ^^

 

出隅の手すり

この現場では出隅の手すりを多用しています。

寝室からトイレ

夜中にトイレに行く時に、
廊下までは布団から這(は)っている状態ということでしたので、
出隅の縦手すりは床近くから立った状態まで使えるように長めの設定です。

 

長いビスで下地まで!

このスリム型の出隅ブラケットは、
ドアの枠など薄い部分にも取り付け可能なのですが、
枠自体に強度がない場合、揺れが生じて少々不安です。

このような場合、付属のビスで固定するのではなく、
長いビスを使用して枠をななめに貫通し、
その先の下地に固定するのが効果的です。

枠と下地の結合部の強化も同時にできるので、
こういったケースではよく使う方法ですよ^^

 

現調から自分で関わっていると、
現場ではイメージができ上がっているので、施工時間も短縮されます。

部材を支給してもらえるのは、それはそれで楽ではありますが、
現場で、「エ〜〜〜!」ということも多いので…^^;

 


テスリドリ
テスリドリ

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Cuore Works
手すりを設置したお家はざっと7,000件以上、一人で30,000箇所以上の手すりの取り付けをしてきました。 ・介護や福祉の現場で活躍される皆さん ・DIYに挑戦する方 ・手すり工事を頼まれた他業種の職人さん に手すり専門の職人としての経験がお役に立てればうれしいです^^