コア抜き

コア抜き工事のお話し【道具編】

こんにちは!手すり屋です!

今回は「コア抜き」のお話。
ボクの大好きな工事です^^♪

コア抜きってなに?
という方も多いと思いますが、

【支柱を埋めるためにコンクリートなどに穴を開ける工事】

これがコア抜きです。

屋内の手すり工事は見えない壁下地との格闘^^;ですが、
コア抜き工事の場合、見えない床下地(難敵です)がお相手となります。

特に手すりが必要な玄関周りには、
給排水の配管、インターホンなどの電気配線、ガス管(怖い…)など、
住宅に必要なものの埋設銀座なんですね。

なので、注意を払っていても当たるものは当たります。
ボクも何度か水を吹き出してます^^;

では、今回はコア抜きに使う道具のお話を進めていきますよ。

 

コア抜き用のドリル

コア抜きには、コンクリートの穿孔(穴を開ける)時に、

水を流しながらの湿式と、
水を使わない乾式があります。

モルタルやブロックであれば乾式でも大丈夫ですが、
厚いコンクリートの場合はやはり湿式ですね。

コア抜きには、


株式会社シブヤ

通常このようなスタンド式のドリルを使用します。

スタンド式のコアドリルの場合、
スタンドの固定には床面に穴を開けボルト締めする必要があります。

規模の大きな工事ではこのような固定用の穴も補修すればいいのですが、
一般住宅の玄関先はタイルなどですでに仕上がっていますよね。

ここに固定用の穴とはいえ穴を開けるというのは、
いかがなものか…というわけです。

中にはスタンドに乗ってしまい自重で操作している場面も見ますが、
ボクは刃先に集中したいので、これはしませんね。

このような理由から、ボクは手持ち式のコアドリルで施工をしています。

外壁ならともかく、
床のコア抜きでハンドコアドリルを使用している変わり者もめずらしいと思います^^;

 

コア抜きのビット

コアドリルにセットするのは、
筒状で刃先にダイヤモンドチップが溶接されている
ダイヤモンドコアビットです。


株式会社シブヤ

このダイヤモンドチップが回転しながら硬いコンクリートを切り進みます。
カットしたコンクリートはこのような形になりますよ。

ボクは、手すりの支柱用ですので外径が50〜80mm程度のビットを使用します。

 

コア抜きの工事費

業者にコア抜きの見積もりをとったところ、
高額な工事費にビックリしたという話をよく耳にします。

「ビットが高いから」
と言われたということが多いのです。

はい、確かに高いです。
ただ…そんなにすぐ摩耗して交換しなければならないものでもないんです。

ダイヤモンドという名前、コア抜きの知識のなさも手伝って、
言い値がまかり通っているのではないかと思います。

ただ、それはそれとして、
コア抜き工事は準備、片付けにとても手間と時間がかかります。

車に積む道具も多くなりますし、工事に伴うの材料も多いことは確かです。
やはりそれなりの適正価格はいただかないと割りに合わない工事になりますね。

 


コア抜き以外にも支柱を、
「アンカー」で固定する方法があります。


サンコーテクノ株式会社

しっかりとコンクリートが打ってある床なら安心なのですが、
一般住宅の玄関周りはそうではない場合が多いのです。

ドリルで穴を開けたら、
「スカッ!^^;」
のようなケースが多いので、
条件が整っている確証がない場合は、
ボクはコア抜きでの施工をオススメしますね。

ABOUT ME
Cuore Works
手すりを設置したお家はざっと5,000件以上、一人で20,000箇所以上の手すりの取り付けをしてきました。 ・介護や福祉の現場で活躍される皆さん ・DIYに挑戦する方 ・手すり工事を頼まれた他業種の職人さん に手すり専門の職人としての経験がお役に立てればうれしいです^^