コア抜き

コア抜き工事のお話し【施工の手順編】

こんにちは!手すり屋です!

今回はコア抜きの施工手順、
といっても完全オリジナルなので、
「ボクはこうやってます!」
と前置きしておきます。

いろいろな工具や道具、材料を試して、
試行錯誤の上、工夫してきました。
以前は1日がかりだった工事も、
今はそれを2件できるまで進化しています。
テスリドリ

 

コア抜きの墨出し

コア抜きの墨出し(位置決め)や、
支柱の高さの確認にはこのようなレーザー墨出し器を使います。

レーザー墨出し器
シンワ測定 レーザー 墨出し器 LASER ROBO Xline-E (レーザーロボ エックスライン) グリーン

水平・垂直その他正確なラインを示してくれるスグレモノです。

墨出しをした支柱の場所に、
コア抜き工事のお話し【道具編】でお話しした
「乾式」のダイヤモンドコアビットで穴の型をつけます。

乾式コアドリル

ここから本命の「湿式」コアドリルが登場します!

コアドリル

使っているビットで掘り切れるのは25cm程度、
必要があれば円状にカットされたコンクリートを折って、
また掘り進めます。

現場にもよりますが、
最低でも20cm以上は支柱の足元が埋まっていますよ。

 

支柱の埋設

支柱を差し込む前にまずは穴のお掃除です。

穴を開け切ると下は土になっているケースが多いので、
しっかり固めたいコンクリート、モルタル内面が
汚れてしまうんですね。

その後コア抜きした穴にカットした支柱を埋設しますが、

ほとんどの職人さんは「くさび」

を穴と支柱の隙間に挟み込んで仮固定しているようですが、

ボクは支柱に傷がつくのが嫌なので、
細かい砂利を使用しています。

深めに掘った穴に支柱を入れて砂利で高さ調整、
倒れないように周りにも砂利を入れて仮固定、
完全にオリジナルです^^;

砂利に隙間が残って心配…?
そこでボクは、液状の無収縮モルタル
(普通のモルタルは固まるときに縮まります)
を使っているので砂利の隙間にもしっかり入っていきます。

普通のモルタルに比べて非常に高価ですが、
施工時間・効率を考えると逆にコスパがいいのです。

 

支柱を垂直に立てるには?

水平器を使っている人が多いですね。
正面に当てたり横に当てたり…

でもボクはコレ↓です。

水準器 RS-40B ベルト式

こんな感じで支柱に巻き付けて、
上から覗いて垂直を確認します。

これも施工スピードを格段に上げてくれる道具のひとつですね。

 

コア抜き中の事故(未遂^^;)

現場での怪我や事故とはご縁はない方がいいのですが、
実際に作業すれば予想外のことは起こるわけで…

コア抜き工事での事故は、
やはり地中の埋設物との遭遇^^;ですね。

コア抜き中の配管
これは相当浅いケースですね。

コア抜き中の配管
これはインターホンの配線です。

コア抜き中の配管
開け直したらその奥にも配管…
なんてことも。

ここまでは、
未遂^^;で終わったラッキーともいえるケース。

コア抜き中の配管

やってしまったケース^^;です。
階段を壊して給水管の補修をしなければならない事故でした。
哀しいテスリドリ

 


コア抜きから支柱の埋設まで、
ボクのオリジナル施工法のお話しでしたが、
職人さんまで含めてコア抜きは、
あまり馴染みのない工事なんですね。

実際、知り合いの職人さんからも、
小規模なコア抜きの依頼があったりします。
ゼロか大がかりか、規模が極端、
また、装備にもお金がかかるので、
導入をためらう職人さんも多いと思います。

自宅にチョットと思っても、
頼む業者さんを探すのに苦労する施工のひとつですね。

ABOUT ME
Cuore Works
手すりを設置したお家はざっと7,000件以上、一人で30,000箇所以上の手すりの取り付けをしてきました。 ・介護や福祉の現場で活躍される皆さん ・DIYに挑戦する方 ・手すり工事を頼まれた他業種の職人さん に手すり専門の職人としての経験がお役に立てればうれしいです^^