こんにちは!手すり屋です!
今回は下地が遠い場合にビスがどの程度ななめに打てるかエンドブラケット3種類で実験してみました!
ビスのななめ打ちについては、コチラの記事でも解説していますのでチェックをお願いします。
目次
TOTO所属の3選手
今回の参加選手は3名でそれぞれTOTO所属、
の人気選手たちです^^
その他のエンド系ブラケットは遠い下地への固定に向かないので、予選落ちとしました^^;
使用したビス
空回りしないように半ネジではなく全ネジのビスを使用しています。
長さは65mmのコーススレッドとなります。
エンドホルダー EWT12BE35Z
そもそも入隅向けではなのですが、比較しやすくするため強制参加させました^^;
ビスの方向以前にカバーの閉め方が入隅向きではないので比べるのは少々可愛そうな気もします…
これは縦手すり、また補強板を使っての工事に向いたエンドブラケットとなります。
これくらい離さないとビス留めの後にカバーができません。
がんばってななめにビスを打ってみましたが、がんばり過ぎてちょっと浮いちゃいましたね^^;
下地次第ですが65mmのビスでもこの程度なのでチョットきびしいですね。
ただ、このブラケットはビス穴が楕円形に開いているため、他社の類似品と比べるとビスを打つ方向には融通が効く方なんです。
健闘は称えてあげてください^^;
エンドホルダー EWT13BE35R
入隅といえばこちら^^ ぴったりキレイに納まります。
横手すりでブラケットの横に隙間があるのは見た目的にもよろしくないですね。
では、実際にビスを打ってみましょう!
いい感じです^^
やはり横手すりに最適なのはこのブラケットになりますね。
入隅エンドブラケット EWT14BE35
走攻守を兼ね備えたブラケットです!
コチラの記事の通り下地が真横…なんてこともありますが心配ありません!
角にピッタリ^^ まずは正面
続いてななめ
もひとつオマケに真横
まさにオールマイティーなブラケットですが、デメリットもありまして…
この画像の通りブラケットの台座の高さが14mmありますので、ドアの枠など段差の少ない場所に使用した場合に台座部分がはみ出てしまうんですね^^;
使用するのはそのような枠の横ではなく入隅の両面が壁になっている現場にしましょうね。
3選手の活躍^^; いかがでしたか?
今回は実際のビスの方向が目に見える状態にしてみました。
手すり取り付け時の参考になればウレシイです!